八ヶ岳連峰の高山植物群 2012.07.22

    
装具を使用可能な方(脛骨頭の直径について)
     使用できる装具には、体格による制限範囲があり、それは "脛骨頭の直径" を目安としています。
           "脛骨頭の直径" = 8.0 cm から 10.5 cm の範囲です。
     "脛骨頭の直径" の歴史的な経緯を、下記で、ご一読して試てください。
"脛骨頭の直径" の測定方法例
     下記の 1.の スキー締具 Marker の例に従っています。
     150mm のノギスでも、ジョウの長さが短いので、アルミで自作したアタッチメントを付けて測定しています。
     ノギスで "脛骨頭の直径" を測定するのは、かなり困難で、ジョウの押付力に因って 2 - 3mm の誤差がでます。
1.「脛骨頭の直径」が、歴史的上最初 ? に現れた例としての、スキー締具 Marker の例です。
    1980年頃、スキーヤー憧れのスキービンディングでした。 "脛骨頭の直径" を最重要パラメータとしていました。
2.1991年頃の スキー締具 Ess の例です。
    "脛骨頭の直径"="膝頭寸法"による方法A と 体重による方法B とが提唱されてきています。
3.1991年頃の スキー締具 Salomon の例です。
    体重による方法 が提唱されてきています。 ISO規格に昇格する前の DIN規格に拠っています。
4.1996年頃の スキー締具 Salomon の例です。
    体重による方法だけ が提唱されてきています。
    ISO規格に昇格しています。
5.1996年頃の ISO 規格 です。
    体重による方法が、右下に、提唱されてきています。
    脛骨による方法が、左上に、提唱されてきています。
現在(2015)では、"脛骨頭の直径" の測定は困難・面倒であることから、体重による方法が使われています。
また、カービングスキーになって、スキー長さが短くなったこともあり、体重による方法で不都合が少なくなったようです。
 
 
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